境港「水木しげるロード」、観光客1000万人突破

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境港市出身の漫画家・水木しげるさん(86)の描いた妖怪ブロンズ像133体が並ぶ同市の観光名所「水木しげるロード」の観光客数が10日、 1993年7月の開設から1000万人を超え、ロード起点のJR境港駅前で中村勝治市長ら関係者や鬼太郎の着ぐるみらがくす玉を割り、大台達成を祝った。

 記念式で中村市長は「開設当時の皆さんに先見の明があった。鬼太郎列車の運行や映画製作など様々な協力があって人気が出ました」と祝辞を述べ、水 木プロダクション中国支部長の桑谷迪幸さん(63)が「一千万人おめでとう」としたためた水木さん直筆の色紙を披露。公開中の松竹映画「ゲゲゲの鬼太郎千 年(のろ)い歌」の本木克英監督(44)も「映画の動員数もロードにあやかりたい」とあいさつした。

 水木しげるロードは、92年に松ヶ枝町の商店街にブロンズ像を設置したのが始まり。93年に開設式を行った後も、像を増やしていった。観光客は オープン翌年は28万人台だったが年々増加し、「水木しげる記念館」が開館した2003年には80万人台、昨年は147万8000人となった。近年はゴー ルデンウイーク期間中の人出が県内最多と、鳥取砂丘と並ぶ県を代表する観光地となった。

 この日、一人旅で東京都から来た会社員渡辺有起さん(23)は「水木さんの妖怪は怖いけどユーモアがありますね」と話していた。

 市観光協会の桝田知身会長は「閉塞(へいそく)感のある時代が、妖怪を必要としているのでしょう。韓国でも水木漫画が受賞したので、<水木ワールド>はまだまだ人気が出るはず。外国人観光客の増加策も手がけたい」と言い、年間200万人を今後の目標に掲げた。