ロシア:2地域独立承認 露外相「合意は順守」 欧米各国の批判に反論

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【モスクワ大木俊治】ロシアのラブロフ外相は27日、南オセチア自治州とアブハジア自治共和国のグルジアからの独立を承認したことについて、グルジ アとの和平合意文書に違反していないとの見解を示した。上海協力機構(SCO)首脳会議のため訪れたタジキスタンのドゥシャンベで報道陣に語った。

 タス通信によると、外相は「(メドベージェフ大統領が16日に署名した)6項目の原則は紛争当事者の共通の立場だ」と述べ、ロシアは合意を順守し ていると主張。一方で、南オセチアとアブハジアの「安全と安定に関する国際協議の開始」が盛り込まれている点について「今後は(ロシアが独立を承認した) 両国の軍とロシア平和維持軍によって安全が保障されるので(この条項は)すでに役割を終えた」と述べた。

 外相はさらに、ミリバンド英外相ら欧米諸国の対露批判に「事実誤認だらけだ」などと反論。特に英国に対しては「隣国の同胞(ロシア国籍を持つオ セット人)を保護したロシアに対し、地球の反対側にあるフォークランド諸島の同胞を保護するため砲艦を派遣した国から批判を受けるいわれはない」と述べ た。