【ニューヨーク=中前博之】米国立ハリケーンセンターによると、メキシコ湾上を進む大型ハリケーン「グスタフ」は8月31日、5段階のうち3番目に
強い「カテゴリー3(最大風速50―58メートル)」の勢力を維持しながら米本土に接近を続けた。9月1日に米南部に上陸する見通し。3年前のハリケーン
「カトリーナ」で大規模な被害に見舞われたルイジアナ州ニューオーリンズ市では強制避難命令を出すなど、各地で厳戒態勢に入った。
グスタフは米中部時間31日午後7時(日本時間1日午前9時)現在、ミシシッピ川河口の南南東約280キロに位置し、時速約27キロで
北西に向かっている。最大風速は秒速51メートルで、さらに勢力を強める恐れがある。これまでにハイチ、ジャマイカなどで洪水を引き起こし、80人以上の
死者を出している。