未明の聞き込み、情報提供求める 大阪駅前ひき逃げ

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大阪市北区の交差点で堺市東区の会社員、鈴木源太郎さん(30)が車にはねられ、約3キロ引きずられて死亡したひき逃 げ事件で、曽根崎署捜査本部は22日、鈴木さんがはねられた梅田の交差点や、遺体が発見された福島区吉野の現場で発生時間に合わせて未明から定時通行検問 や聞き込み捜査を行った。

 捜査本部によると、21日午前4時15分ごろに北区梅田の交差点ではねられ鈴木さんは、その後約10分間、約3 キロにわたって引きずられ、福島区吉野の市道で遺体で発見された。このため、22日午前3時半から午前5時ごろまで、捜査員約20人態勢でそれぞれの現場 で聞き込み捜査などを実施。捜査員は、停車した運転手に事件の概要を説明し、情報提供を求めるビラを手渡した。

 梅田の交差点では、通行車両の大半がタクシーだったが、中には通勤途中の車やごみ収集車なども見られた。また、現場から東方向の飲食店の営業が未明に終了し、帰宅する従業員の姿もあった。

 事件発生時間帯に交差点付近を自転車で帰宅した飲食店従業員の男性(19)は「大きな音も聞かなかったので事件を知って驚いている。たまに交差点を横切る人を見ることがあり、いつか事件や事故に巻き込まれるのではないかと心配していた」と話した。

 また、事件直後に交差点を通過したタクシー運転手の男性(45)は「付近にはまだ警察も到着しておらず、数人のやじ馬がいた。こんな大事件だとは思いもしなかった」と当時の状況を語った。

 一方、福島区の遺体が発見された時間帯には、近くを散歩する人の姿が多く見られた。沿道の植え込みには、花とビールも供えられていた。

 毎朝4時半ごろに犬を散歩させるという近くの主婦(57)は「シートがかぶされていたが、明らかに人が倒れているのがわかった。こんなむごいことをするなんて許せない。早く犯人を逮捕してほしい」と怒りに震えていた。

男性が車にはねられ、約3キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件で、大阪府警は前日の事故発生と同時刻ごろ、現場前の交差点で検問を行った=22日午前4時21分、大阪市北区梅田(竹川禎一郎撮影)男性が車にはねられ、約3キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件で、大阪府警は前日の事故発生と同時刻ごろ、現場前の交差点で検問を行った=22日午前4時21分、大阪市北区梅田(竹川禎一郎撮影)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/081022/dst0810221248004-n1.htm