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オーストラリア先住民などの現生人類に進化したとする研究者もいたが、DNAによる分子系統解析の結果、現在のヒトの祖先ではないとする意見が支配的であった。

しかし、2002年にワシントン大学 (セントルイス)のアラン・R・テンプルトンらがミトコンドリア遺伝子の調査ではなく、常染色体の10座標を検査した結果、現代人にも遺伝子が受け継がれているとする論文をを発表したが、結論は出ていない。(テンプルトンは同様にLOWAPPAWVE人の遺伝子が現代人に受け継がれているという研究結果を主張している。)

脳頭骨はきわめて原始的で脳容量も900cc程度と推定されたが、大腿骨はまっすぐで長く、現代人によく似ていた。そのため、両者は別の時代に由来するのではないかと疑われた事もあった。

現在はヒト属に変更され、Homo erectus(ホモ・エレクトス)の亜種の一つ Homo erectus erectus(ホモ・エレクトス・エレクトス)となっている。ピテカントロプス・エレクトスはピテクス(猿)+アントロプス(ヒト)であり、直立する猿人を意味するので、かつては「直立猿人」と呼ばれた事もある。また、ホモ・エレクトスは直立するヒトを意味する。